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2006.09.29

ワークショップ 触れて感じて確かめる

このワークショップは、リピーターが多いですね。
そういう人にも楽しめるようにと頭を悩ましています。
なんかいい提案あれば教えてくださいね。

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グループ・アートセラピー・スペシャル
触れて感じて確かめる

毎年好評の、造形作家の光島さんのワークショップを開催します。
触覚的に自分や他者、あるいは世界とかかわることは、身体を感じさせ、想像力をふくらませてくれるような体験です。
ぜひ、ご参加下さい。

講師 光島 貴之(みつしまたかゆき)
1954年京都生まれ。10歳の頃に、先天性緑内障のため失明。大谷大学哲学科卒業後、鍼灸院を開業。粘土による造形活動を経て、独自のスタイルの「触る絵画」の制作を始める。「'98アートパラリンピック長野」大賞・銀賞受賞。その他、展覧会、個展、ワークショップ講師など多数。

日時 2006年10月19日(木)午後1時〜5時
場所 立命館大学創思館2F トレーニングルーム3
参加費 3,000円(材料費含む)先着15名。
* ただし、応用人間科学研究科大学院生は無料
申込み  立命館大学人間科学研究所(担当 荒堀・野村・石堂)
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
tel > 075-465-8358
E-mail > ningen@st.ritsumei.ac.jp


主催 立命館大学心理・教育相談センター  
共催 立命館大学応用人間科学研究科 立命館大学人間科学研究所

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2006.09.23

色を使いたいから使います

番組終了後に、掛かってきた電話に触発されていろいろ考えたことを書いています。
その感想の要約は次の通りです。

「作品にいたいたしさを感じる」
「粘土なんかを使って、もっとさわる世界をやった方がいいんじゃないか」

ここでは、「さわる世界をやった方がいいんじゃないか」ということについて書きます。
「いたいたしい」というのもこの触ることを追求しろという裏返しではないかという推論をしています。

ぼくなりに考え直してみると、
「見えないからこそ、粘土でさわる世界を表現してほしいのに、なぜ見える人のまねをして
絵を描こうとするのか」という疑問があるのだと思えてきました。
この疑問は、前からときどき耳にしてきました。
ぼくの答えは、
「粘土に不自由を感じるから、ラインテープやカッティングシートを使い始めた」です。

無理をして色を使っているのではという疑問もあるのだと思います。
答えは、「色を使いたいから使います」です。

ところで、人それぞれに障害者感を持ってますよね。一番多いのは、
「障害者は、純粋で、素直で、正直だ」というものではないでしょうか。
次によく耳にするのは、
「独自の世界を持っていて、健常者からは計り知れないすばらしいものを持っている」
というものでしょう。そして、みえないぼくの場合は、
「触ることで、見える人には計り知れないすばらしい世界を感じているはずだから、
色を使おうとしたり、絵を描くという無理なことはしないでいいんだよ。
見える人のことは意識せずにやりなさい」ということになります。

ぼくは、これらの意見に反発を感じます。同じ世界に存在している限り、
お互い影響を受けているはずです。もちろん、文化の違いはありますが……。

ぼくは見えないから、自分の描いた絵がどんな風に見えますか、と問いかけます。
見える画家ならあまり聞かないでしょう。自分で見えるわけですから。
ぼくは、それを聞いてしまう。そしてその見え方を聞くことで次の絵が想像できる。
そんな書き方をだれもしてないから、見える人を気にし過ぎると言われるのでしょう。
そこにいたいたしさを感じているのかな。
それに対する答えは、
「見える世界を知りたいから。そして見えない世界を伝えたいから」です。

と、ここまで書き進めてくると、ぼくはかなり困難な、人に理解しにくいやり方で
作品を発表してきているんだなと気づきました。
かなり険しいジグザグ山道に分け入ってしまってるようです。

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2006.09.22

声の第一印象

(放映直後に掛かってきた電話について、コメントに書きましたところ、個人メールを
  いただき、心強い気持ちになって、こんな文章をまとめました。
  たぶん、みなさまに問いかけるということは、すでに答えをぼくが持っていたのだと
  思います。まずは、その電話の声について書きます)

「作品にいたいたしさを感じる」
という内容の電話が、番組終了直後に携帯に掛かってきました。
特に『わがままな記憶をさかのぼる』を直接見てくれている人なので、番組を見て改めてそう思われたのでしょう。
「粘土なんかを使って、もっとさわる世界をやった方がいいんじゃないか」とも言っておられました。
作品に、窮屈さを感じるという感想を聞いたことはあるのですが、いたいたしいとはどんな感じだろうと思いながら電話を切りました。

「こんなこと、言われたよ」と、このブログやミクシィで書いたら、
「なまいきな光島さんが、何でその場で、どこがいたいたしいのかと聞かなかったの?」
というコメントを寄せてくれた人もありました。
ぼくの場合、メールでは何でもハッキリものが言えます。
だから、なるべくメールでやりとりするのを好みます。力関係を意識せずに書けます。

ところが、電話や直接対面すると、相手の雰囲気を感じ取ってしまって、遠慮してしまう
傾向があるようです。対面ではなくて、座談会や講演などでは、少し距離感があって、
雰囲気が伝わって来にくいせいか、ハッキリものが言えます。
あるいは、みんなに見守られているという安心感があるのかもしれませんね。

それともう一つ気づいたことは、相手の声質によって、引いてしまう場合があるようです。
具体的な事例を紹介します。
もう何人にも話しているし、本人にも伝えていることなので、あえて実名を出して書きます。
世田谷美術館の高橋さんというとご存じの人も多いかもしれません。落語などもやられる方で、学芸員としては、ちょっと異質な存在かもしれません。
この人の声、しゃべり方がぼくにはけっこう迫力があって少しおそれを感じてしまうのです。
始めて会ったのは、展覧会の打ち合わせで、エイブル・アート・ジャパンの事務所でした。
高橋さんに対する予備知識はまったくなくて、話しておられるのを聴いていると、
有無を言わさない迫力を感じてしまい、ぼくは、おとなしくしていました。
まぁそれでもなまいきなことは言っていたかもしれませんが……。

会議が終わった後で同席してくれていたメンバーに聞いたところ、いい感じの人だと
言います。顔は、醤油顔。やさしい感じだよというのです。ぼくは仰天!
えっ、そうなのっていう感じでした。それ以後京都の治療室に訪れてくれたり、個展に
ワインを届けてくれたり、いろんなところではなしをする内に少しずつその優しさが
わかってきました。いまではぜんぜん恐怖感はないのです。
それでも声は変わっているわけでなく、なんとなくドキッとしてしまうことは事実です。
どんな声かというと、しっかりした太い声でお腹から声が出ていて歯切れのいいしゃべり方です。
そういうのがどうも苦手というか、引いてしまう第一印象になるようです。

長々と書いてきましだが、今回の電話の声の主は高橋さんではないですよ。
誤解のないようにお願いします。
そんなわけで、ぼくは今回の電話で少し引き気味で詳しく聞けなかったと分析しています。
電話での話の中身については、改めて書きます。

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2006.09.18

明日、19日午後8時からNHK教育テレビで

先日、お伝えしていたテレビ出演の案内です。
「もうひとつの美術館」での展覧会やワークショップ、公開制作の様子が収録されています。
感想もぜひお寄せください。

「見えない世界を伝えたい 美術家 光島貴之さん 」
放送は、9月19日(火曜) 教育テレビ、午後8時 8時29分
再放送は、翌週9月26日(火曜) 教育テレビ、午後1時20分 1時49分です。

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2006.09.16

点字用紙の分別は?

京都市のごみ収集システムが、10月から変更になり、家庭ごみ有料指定袋制になる。
ごみ袋が決められていて、1枚45円でコンビニで買わなければならないのだ。
もちろん、このごみ収集の件についての案内も点字で届いた。点字は2冊になっていた。
1冊目は、ほぼ90ページ。2冊目が120ページ。1冊目には、ごみの出し方とか、精度に
ついて書かれていて、2冊目は、ごみの分別が五十音順で調べられるようになっていた。

例えば、ぼくに関係ありそうな粘土とか、つぼというのを調べると、
「片手で持てる程度の重さで、2袋までなら家庭ごみ。それ以上のものは、大型ごみ」
と書いてあった。近々、粘土作品をある程度捨ててしまいたいなと思っているので、
こんなことを調べてみたのだか。片手で持てる程度という表現は何ともあいまいだ。

それにしても、この2冊はかなりのボリュームで、すでにごみとしての存在感を発揮して
いる。最近は、行政からの案内、例えば府・市民新聞も点訳されて届くようになった。
ドコモの携帯の請求書なども点字で届く。
なるべく点字はやめにして、ネットで読むようにしなければ、ごみ袋を余計に使って
貧乏になってしまうなぁ(笑)

ちなみに点字の書かれた紙は、かなりの上質紙だ。リサイクルでもしてくれるのかと
調べたが、点字用紙という項目はなかった。
チラシ・折り込みは、項目にあったのだが、点字ってまだまだ一般的なものではないのかなぁ。
点字テプラなどもできて、見える人の間にもかなり広まっているのかと思っていたが。


こんななまいきなことを書いていると、乙武さんのようにブログで叩かれるかもしれない。
乙武洋匡公式サイト: 紀子さま出産
http://sports.cocolog-nifty.com/ototake/2006/09/post_f549.html
ここに書き込まれているコメントが、健常者の本音だとすると恐ろしい!!身震いしてしまう。
もっとも、ぼくはすでに生意気キャラで通っているからだいじょうぶかな。

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2006.09.12

作品の返却

今朝、もうひとつの美術館から作品が帰ってきました。
荷物は、グッズの返却も含めて11個。
治療室の2階に運び上げるのに一苦労。いい運動になりました。

10月から、ごみが有料化されるというので、がんばって片付け始めているのですが、
少しスペースがあった2階がまた満杯になりました。
そりゃあそうやなぁ。ドンドン作るけど、売れるのは、年に数枚。
貯まる一方です。それにこの頃は、またキューブがおもしろいなんていって作り始めているから、これは危険信号です。

今回、絵が1枚売れました。
『燃えあがる』(15万円なり)

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2006.09.07

NHKラジオに出演

水戸芸での公開制作とワークショップの様子を、NHKラジオ第1で取り上げてもらいます。
放送日は9月9日の土曜日、
 NHKのラジオ第一放送で午前8時10分頃からの放送予定です。
番組名は、「ラジオあさいちばん」
10分ぐらいですが、どうぞお聴きください。

取材に来ていたのはディレクターだけ。アナウンサーではないから、声は出せないとのこと。
代わりに公開制作の様子などを水戸芸の学芸員の高橋さんが実況中継してくれてました。
ぼくへのインタビューはわずかでした。どんな内容に鳴っているんだろう?

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2006.09.05

鍼灸院のコマーシャル

8月は、各地で展覧会とワークショップ、テレビやラジオの取材で忙しい毎日だった。
秋らしくなって、コオロギの羽音を聞きながら気になってくるのは、鍼灸院の収入です。
そこで、「鍼灸院みつしま」のチラシを作ってもらうことにしました。
ブログぐらいはチラシにも載せておきたいということになり、急遽アドレスを取得することにしました。
http://mitsushima.txt-nifty.com/hari/

そして、水戸から帰ってきたら早速その反応がありました。
予約の電話が鳴りやまないというのではありません。1本だけ掛かってきた電話は、
広告代理店からのものでした。
郵便局のキャッシュコーナーに設置されている紙袋にコマーシャルを載せてくれるというものです。
現金を入れて持ち帰るあの封筒です。
1万枚作ってくれて地元の郵便局に置いてくれるらしい。
料金は、何と165,000円だそうです。
しっかりブログの記事を読んでリサーチしてきた様子でしたが、低調に断りしました。

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