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2007.08.29

紫式部のお墓で展覧会

朝から、ソウルの難波さんが、番組制作会社の人を連れてやって来た。
鍼灸院は休みにして、全面協力。

話しをしている内に、ドンドン取材内容が変わっていくという柔軟なやり方だ。
本来ぼくは、そういうやり方を嫌っている。でも難波さんの意気込みにいつも負けてしまう。今回もそのパターンである。

まず、何かをさわって描いてほしいというリクエスト。
おもてなしに用意していた缶コーヒーや、紅茶・水の中から選ぶことになった。
手渡されたのは、水のペットボトル。
さて、これ何の水だかわかりますか?
下の方がくびれていてその部分に白いラインを引いているのですが、写真では見えないだろうな。

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やっと描きおわったと思ったら、またまたリクエスト。外で作品を並べてみたいとのこと。
木があるようなところがいいと言う。船岡公園までは作品を持って行くには遠いし、
表通りでは味気ない。そこで思い付いたのが、近くにある紫式部の墓。小野篁の墓もあって最近は整備されて、観光案内にも載っている。
えらく気に入ってくれたのはいいのだが、実際に敷石の上に作品を並べてみたいと言う。
パネルに描いてラミネート加工している『わがままな記憶をかたちにしてさかのぼる』なので、まあいいかと、速実行。
一枚ずつ並べながら、インタビューを受けるという念の入れよう。
お墓で展覧会やるとは思ってもみなかった。
すっかり墓地を占領してしまった。

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2007.08.28

ソウルからの取材

明日は、ソウルの難波さんが、向こうのテレビ局の人を連れて取材に来ることになりました。
難波さんというのは、2年前にソウルでの展覧会のコーディネイトをしてくれた人です。
何を取材されるかというと、向こうの希望は、触った印象で絵を描いているところと、
町歩きをして、音からのイメージを採取しているところ、テープレコーダーなどを持ち歩いているところを取りたいようです。

最近、そんなことはしていないんだけど、以前にNHKの放送で、音を録音している場面が取り上げられていたので、いつもテープレコーダーを持ち歩いて、音をスケッチしていると思われているようだ。
他の人からもそういうことを聞かれた憶えがある。NHK恐るべし。ぼくのイメージが作られてしまう。
イメージを作られるのはお互い様。
ぼくもテレビに出してもらって、それなりにうまく利用させてもらっているから、それでいいんだけど、いつまでも同じことをやっていないとダメだと思われてしまうのがイヤなんだろうな。
さて、どんなことになるやらら。

この取材とも微妙に関係して、
10月19日ぐらいからおこなわれるソウルでの展覧会に出品することになりました。
2年前と同じで、創作ワークショップもやります。
今回はオープンの日あたりに公開制作を予定してます。

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2007.08.25

「藤本由紀夫展+/−」

9月2日の鑑賞ツアーのご案内です。
 慢性的に、見える人の参加が不足しています。
8月26日締切となっていますが、見える人の参加は、まだまだだいじょうぶです。というか、かなり不足してます。
見えない人、見えにくい人も後1名いけますよ。

ビューでは、今年から年間のスケジュールを決めてツアーやワークショップを企画しました。見えない人、見えにくい人に関しては、この作戦は成功でした。
ガイドヘルパーなどを早くから予約しておく必要があるから、スケジュールが早くからわかっているのは助かると喜んでもらってます。

ところが、見える人の参加がいつも少なめなので、コーディネイトしてくれる人は、いつも間際まで組み合わせで悩んでいます。
なんとかビューのスタッフも交えて当日に間に合わせているような状態です。
何かいい方法ないですかねぇ?

「藤本由紀夫展+/−」個人的にはすごく楽しみにしています。
(案内は、本文続きを)

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2007.08.22

岡山県立美術館で鑑賞のためのワークショップ

少し古い内容になってしまいましたが、7月9日にビューのメンバー鈴木さんと岡山県立美術館に行ってきました。
目的は、岡山県立美術館より、視覚障害者と一緒に美術鑑賞ができる体制づくりをすすめていきたいので、ビューの活動を紹介してほしいというメールをいただいたからです。

岡山県立美術館は、昨年「mite!おかやま」という対話型鑑賞のための企画展をしたり、今年から、毎週末にギャラリートークをボランティア体制でおこなっていたりと、鑑賞者の立場に立った、いろいろな試みをされています。
今回、ビューがどんな鑑賞をしているか、ボランティアとスタッフ約40名を対象に鑑賞のためのワークショップをしてきました。
当日の様子を報告します。写真入りでご覧になりたい方は、
http://www.nextftp.com/museum-access-view/katudou_43.html
でどうぞ。

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2007.08.21

色の表現ができなかった

19日・日曜日のビュー、ワークショップに参加してきました。
 今回は、鈴木さんを講師にして、色を使って塗る楽しさを体験するワークショップでした。
普段使っているラインテープとカッティングシート以外の素材を、いろいろ試せるので、ぼくにとっても魅力あるワークショップでした。

ぼくも含めて常連4人、初参加に近い人が4人ちょうどいい人数だったかな。サポーターの人もなんとか足りていたようです。
みなさん、暑い中お疲れさまでした。
けっこうみなさん楽しんでくれたように思いますので、これはぼく個人の感想です。

いつもかたちに注目しているぼくとしては、なかなか入っていきにくい内容でした。
講師の鈴木さんからも、「整いすぎてます。もっとはじけてください」と度々言われてしまいました。
でもぼくとしてはどうしても純粋に色を楽しむということができなかった。元々こだわりの強い人間なので、そう簡単に自分の殻を破ることができない。十分内部で崩壊状態を準備してやらないと脱皮できないようです。
殻を破れなかったのを講師のせいにしてはいけないのですが、もう少し色について、色を楽しめるような日常から解き放されるような仕組みを作って置いてほしかったなぁ。子どもだとそんなものいらないのだろうが、大人になると、服を着替えるのも大変なようです。

とはいえ、新しい発見もありました。
オイルクレパスで描いた痕跡があると、その部分を筆で通りかかると引っかかりがあるんですね。
なので、まずクレパスでラインなどを引いておくと後から筆で絵の具を塗るときの手がかりになるわけです。
乾いてからもクレパスで描いたラインは盛り上がって手に触れます。ぼくがやったのは、オイルクレパスと水彩絵の具の組み合わせでしたが、コレにアクリル絵の具も加えるとまた違った手触りができるのだろうか。
これはおもしろい感覚でした。しかし、このワークショップの意図、色を楽しむとはまったく関係のないことでした。

次回の創作ワークショップ、11月11日ですが、今回ぼくのサポーターをしてくれた京大の院生と一緒に画像処理を組み込んだワークショップをやる予定です。
見えている街を立体コピーで触ってみるというものです。デジカメで撮った画像をそのまま立体コピーにしたのでは、余計なラインが混入してわかりにくいので、それを瞬時に削除してしてしまうようなシステムを研究してもらっています。
けっして触ることのできない町並み、屋根の並び具合や遠くに見えている山出もいいのですが、そういうものを立体コピーで触ってみます。
街の音のコレクションなどもあれば聞いてみるのもいいかもしれませんね(ここまでが導入です)

2部(制作)では、部1つの刺激としていつも体感している街をいろんな素材を使って、普段見えている人には隠れている街を作ってもらえればおもしろいだろうと思っています。
相も変わらずぼくのワークショップは時間と機材が必要だなぁ。ビュースタッフの方、ご協力よろしく。

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2007.08.17

こんな感じで展覧会やってみようかな

プレスリリースを実際に書き始めてやっとどんな展覧会にしようかと真剣に考え始めました。
ネットで発表したものを、生で見てもらうだけで価値があるのかと思って、ただ作品を並べておくのでもいいかと思ったりしていたのですが、どうもそれだけでは満足できない気分になっています。
今自分にとって何が一番気になっているのか、関心が向いているのかを考えました。
その結果、ブログで発表して、いろんな人にコメントを付けてもらったときの醍醐味を再現してみたいという気持ちになっています。
見に来てくれた人が、それをおもしろいと思ってくれるかどうかはわからないのですが、何しろ自分でやっていてコメントが付くのが楽しいし、またもう1枚描いてやろうという気持ちになれるんです。
そんなところから、以下のプレスリリースができあがりました。
マスコミ関係の人に重いが伝わればいいのですが、とりあえず告知してくれるところもあるようです。
後は、コメントを付けてもらえる仕組みを考えなければなりません。
手軽にできて多くの人が書き込んでくれる仕組みを思い付いたらぜひご意見下さい。
(プレスリリースの内容については、本文続きをご覧下さい)

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2007.08.15

はねうさぎで個展

暑いですね。京都もかなりです。
暫くブログへの書き込みをサボってしまいました。
いつものことですが、フト緊張の糸が切れてしまうことがあるようです。
今は、鍼灸院も夏休み(明日までですが)で、少しゆっくりしていたら、また書き始められそうな気になってきました。
気紛れ申し訳ありませんが、またお付き合い下さい。

9月の11日から、16日まで京都のギャラリーはねうさぎで個展をさせてもらいます。
5月にこのブログで発表した「ネットで展覧会」野作品を中心に展示します。
そのDMが昨日できあがってきました。
予算の都合で、今回はさわってわかるものにはなってませんが、紙だけザラつきのあるものにして、差別化をはかったつもりです。
おもて面の絵は、「パキッと折れる」 「椎間板ヘルニア」なんてコメントを付けてたやつです。次回は、プレスリリースの原稿を発表します。

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えのぐで遊ぶ・色で遊ぶ

間際の案内で申し訳ありません。
しかもいつものように見える人(サポーター)さんだけの募集になってしまいました。
見えない人と一緒に絵を描いてみませんか。サポーターさんの参加費は無料です。
以下案内です。

〈えのぐで遊ぶ・色で遊ぶ〉
お絵かきワークショップ第9弾

子どもたちがえのぐまみれで思いっきり色を紙につけていく様子は、「これぞ絵画の原点!」と思わせてくれます。
難しいことを考えず、できあがりを気にせず、汚れることを恐れない。
ただひたすら手を体を動かすことに集中する。そんなことを大人だってしてみたら
ワクワク、ドキドキ、そして気持ちがすっきりするに違いありません。

そして、えのぐを混ぜ合わせ、重ね合わせて色がしだいに変化していくことを
多いに楽しみましょう。「絵を描くことに大胆になる。」を目指して。

講師: すずきともこ(子どもの絵画教室アトリエ・サジ主宰)
日時: 2007年8月19日(日)午後 1時30分?5時

対象者: 見えない方/見えにくい方
定員: 10名(定員になり次第締め切らせていただきます)

*サポーター(見える人)も10名募集
サポーターさんには、見えない方/見えにくい方とペアになって、
えのぐの配合や色の印象を伝えたり、画材の使い方のお手伝いなどをして
もらいます。(参加費は不要)

参加費: 1,000円
持ち物: タオル、エプロン(汚れてもいい服装でお願いいたします)
会場: 京都市山科身体障害者福祉会館 1階食堂
〒607?8086 京都市山科区竹鼻四丁野町 34-1
(TEL 075-591-8821)
(詳しくは、本文続きをご覧下さい)

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