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2007.08.17

こんな感じで展覧会やってみようかな

プレスリリースを実際に書き始めてやっとどんな展覧会にしようかと真剣に考え始めました。
ネットで発表したものを、生で見てもらうだけで価値があるのかと思って、ただ作品を並べておくのでもいいかと思ったりしていたのですが、どうもそれだけでは満足できない気分になっています。
今自分にとって何が一番気になっているのか、関心が向いているのかを考えました。
その結果、ブログで発表して、いろんな人にコメントを付けてもらったときの醍醐味を再現してみたいという気持ちになっています。
見に来てくれた人が、それをおもしろいと思ってくれるかどうかはわからないのですが、何しろ自分でやっていてコメントが付くのが楽しいし、またもう1枚描いてやろうという気持ちになれるんです。
そんなところから、以下のプレスリリースができあがりました。
マスコミ関係の人に重いが伝わればいいのですが、とりあえず告知してくれるところもあるようです。
後は、コメントを付けてもらえる仕組みを考えなければなりません。
手軽にできて多くの人が書き込んでくれる仕組みを思い付いたらぜひご意見下さい。
(プレスリリースの内容については、本文続きをご覧下さい)

■プレスリリース
展覧会タイトル/「光島貴之展──言葉によって広がる絵」

光島(全盲)は、自分が描いた絵が、観客にどんな風に見えているかに注目しています。
何を描いたかよりも、どんな風に見えているかが重要なのです。
今回の作品には、タイトルがありません。見る人によって言葉が付け加えられます。

場所: GALLERY はねうさぎ room1
 京都市東山区三条通り神宮道東入る南側(ホリホックビル2F)
 電話・ファックス 075-761-9606

会期: 2007年9月11日(火曜)〜16日(日曜)
  open 12:00〜19:00(最終日17:00)

5月にブログの「ネットで展覧会」で公開した20点と、未発表作品10点、合わせて30点を一挙公開。
いずれもA4〜A3の小品です。

光島の絵は、ラインテープとカッティングシートで構成されたシンプルなものです。
しかし、そのシンプルさゆえにいろんな見方が可能となります。

作品の見え方は人それぞれ。絵は、感じるもので、言葉で表現されるものではないと思われがちですが、けっしてそんなことはありません。
絵を見た人が、それぞれの感性でその印象を言語化することで、新たな見え方が提示されます。
いろんな人の見え方を出し合うことでその作品のイメージが広がって、作者の手を離れていきます。
言葉のリアクションによって、見る人の世界も広がっていきます。

■光島貴之プロフィール
1954年 京都に生まれる。 (先天性緑内障のため、幼時期の視力は0.02程度。10才頃失明)
1976年 京都府立盲学校理療科卒後、大谷大学哲学科入学 (実存主義哲学を学ぶ)
1982年 現在の鍼灸院を開業。
1995年 フラービオ・ティトロ(全盲の石彫作家)のドローイングにヒントを得て「触る絵画」の制作を開始
1998年 公募展、「98長野アートパラリンピック」大賞(立体部門)・銀賞(平面部門)
 「光島貴之展」(GALLERYはねうさぎ)
1999年 安斎利洋・中村理恵子とのコラボレーション「触覚連画」をインターネットで公開。
2002年 「触る彫刻──木の耳」設置(府中市美術館)
 対話しながら絵を鑑賞するグループ「ミュージアム・アクセス・ビュー」の結成に参加。
2003年 兵庫県立美術館に『光のぬくもりを感じて』を寄贈。
2005年 「触覚と視覚の交差点」(GALLERYはねうさぎ)
2006年 株式会社中川ケミカル 「第14回CSデザイン賞授賞」(奨励賞)

近年、音の作家などとのコラボレーションを試みる一方、海外(サンフランシスコ・サンディエゴ・ソウル・香港)でも発表の機会を得ている
その他、各地の美術館・ギャラリーでの展覧会や、触覚に注目したワークショップなど多数開催。

手法や展覧会歴など、詳しくは、ウェブでご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/mitsushima

光島貴之連絡先:JBG02356@nifty.com
〒603-8165 京都市北区紫野西御所田町10 鍼灸院みつしま
電話075-431-5091

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コメント

書きっぱなしにしていてすみません。

付箋を重ねて貼っていくというのは私も考えました。ただ、光島さんも心配されてるように、きっとすぐに重みに持ちこたえられなくなると思います。

タイトルが順次変わっていくというのは面白いけど、変遷を遡って見るというのは、重ね貼りしてあるものをめくって見るということですよね? それはちょっと無理かも。
何度もめくっているうちに、接着力が弱くなるような気がするんですが、どうでしょう?

勇気を持って書き込んでくれる人がたくさんいるようなら、一定量たまったらファイルに貼ってまとめていくというような作業が必要かも知れませんね。

投稿: Toda | 2007.08.23 00:13

付箋を重ねて貼っていくというのがいいかもしれませんね。
タイトルが順次変わっていったり、そのタイトルの変遷がさかのぼって見られるのもいいですね。
はたして勇気を持って書き込んでくれるかということと、付箋が6日間持ちこたえていてくれるかですね。工夫が必要かな。

投稿: 光島 | 2007.08.22 15:17

フセン。それは思い付きませんでした。あれは壁に貼っても汚れませんし。名刺くらいの大きさのもありますし、作品にタイトルをつけるという企画であれば、作品のまわりにはるという選択をしてもいいし、場所をある程度決めて重ね貼りするのも可能ですね(つぎつぎタイトルが変わる作品…)。
私が考えたのは全てアンケート用紙を用意するというもので、ランキングのアイデアも、作品番号と感想とを書いてもらって、後から集計したらいいか、くらいに思っていました。即時性は考えていなかったのです。「DMにホムペのアドレスあるだろうし、みな後から見たらいい」くらいに思ってましたから。

投稿: たね | 2007.08.22 06:19

Todaさん、
 付箋ですか。ポストイットというやつですね。点字使用者には縁のないものなので、つい最近まで世の中にそういうものが存在していることすら認識していませんでした。
ワークショップなどで、議論をまとめていくときなどにも便利なんですよね。いろんな大きさのあることも知りませんでした。色もいろいろあるんですか?
作品がかなりの枚数あって、20~25展ぐらいですが、ポストイットがベタベタ貼られていくとどんな感じになるのかな。そんなに違和感ないものですか。
後から見に来た人にもすぐ読めるし、おもしろいと思うのですが、そういう情報がほしくない人もいるやろうな。

投稿: 光島 | 2007.08.20 15:18

いろいろ考えておられますね!

コメントの方法ですが、ひとつひとつの作品の周り、または下にある程度スペースを取れるなら、よく使う手として少し大きめの付箋を用意しておいて、そこにそれぞれコメントを書いてもらい、ペタペタ貼り付けていくという方法があります。
書き間違えたらいくらでも書き直せるし、コメントするほうも気楽なんです。

投稿: Toda | 2007.08.20 13:45

たねさん、コメントありがとうございます。

>> 1。好きな作品に題名をつけてもらう(なぜその題名をつけたかの理由を書けるアンケート用紙必要)

これはぼくも考えてましたので、なんとか実現したいと思います。絵の横とかでなくて、アンケート用紙みたいなものを置いておけばいいかな。作品にタイトルがないので、ナンバーリングが必要ですね。

>> 2。好きな作品ランキング投票(これもどこが好きなのか理由がきけます)
よくわかってないのですが、ブログの機能で投票というのがあるので、会期中にブログで投票してもらおうかな。
問題は、そのカウンタを、ぼくがスクリーンリーダーで読めるかどうかですが……。

>> 3。床の上に大きい紙を敷いて、何色かのマジックとかで
>> 自由に思ったことを好きな色で書いてもらう(過去の何だったかのワークショップでやったことがある)
これは、場所の都合で無理ですね。

>> 番外。写メで作品と自分の2ショットや、作品の部分なんかを撮って、コメントと共に専用ホムペで公開(一度作品を写メってみたいたね。こればかりは美術館ではできない)。難点はシステムが複雑&著作権とかにひっかかりそうな気がする。

コレもちょっと無理ですね。
上の2つぐらいはなんとかしたいと思います。

投稿: 光島 | 2007.08.20 13:22

お疲れ様です。
「リアクションが来る簡単なシステム」とはまた難しいです。つまり感想がきたらいいわけなんでしょうか。少し考えてみました。
1。好きな作品に題名をつけてもらう(なぜその題名をつけたかの理由を書けるアンケート用紙必要)
2。好きな作品ランキング投票(これもどこが好きなのか理由がきけます)
3。床の上に大きい紙を敷いて、何色かのマジックとかで
自由に思ったことを好きな色で書いてもらう(過去の何だったかのワークショップでやったことがある)
番外。写メで作品と自分の2ショットや、作品の部分なんかを撮って、コメントと共に専用ホムペで公開(一度作品を写メってみたいたね。こればかりは美術館ではできない)。難点はシステムが複雑&著作権とかにひっかかりそうな気がする。
あまり上手い案が浮かびませんが。

投稿: たね | 2007.08.19 00:12

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