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2008.03.13

堺むつみ個展

ビューの鑑賞ツアーにも参加してもらっている、大阪の堺むつみさんの個展の案内です。
いつも、エンボス加工した触れるDMが届きます。
ぼくは、今週の金曜におじゃまする予定です。
触って鑑賞できる作品だそうです。

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堺むつみ個展
3月10日〜22日  11:00〜18:00(土曜日17:00)
(日曜休廊)
信濃橋画廊5、
大阪市西区西本町1-3-4陶磁器会館B  地下鉄四つ橋線本町駅20番出口
06-6532-4395

*火曜・水曜以外の15時から、在廊予定。
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コメント

堺です
昨日は来て頂いてありがとうございました。コメントまで書いていただいて本当にうれしいです。丁寧に鑑賞していただきお話しすることで私自身発見することがたくさんありました。触ることで「かたち」の面白さがもっと伝わればいいなと思いながらやっています。ヒントもたくさん得たので次の展開をまた考えていこうと思います。 

投稿: 堺むつみ | 2008.03.16 02:24

自分で書いた記事にコメントするのもと思いながら、

 昨日、夕方堺さんの個展に行ってきました。
わりと狭い部屋の真ん中に、テーブルが1つ。
その上に所狭しと粘土(素焼)の作品が並べられていました。
彫刻台の上に、1つずつ余裕ある空間に配置されているものだという思いこ裏切られてビックリ!!
数としては、7、8個ぐらいあっただろうか。
エンボス加工したDMから平面を想像していたことを裏切られてビックリ!!

これはもう、じっくりさわるしかないだろう。リュックを下ろし、腕時計を外し、1つずつさわっていった。
作者によると、いろんな物理記号などからイメージしたかたちらしい。
しかし、そういうことは抜きにして、1つ1つのかたちがおもしろい。
何か具体的なもののようでもあり、無機質なかたちそのもののおもしろさで、存在感を表しているようでもある。

それらが密接して置かれているのにも意味があるのだろう。1つをさわっているつもりでも隣のかたちに手が接触してしまう。
だから自然とゆっくり丁寧にさわらなければならない。
帰ってきてから思い出してみても、1つのかたちを思い出すと、その隣のかたちが頭に入り込んでくる。
触覚をいかした不思議な空間構成だ。

DMには、これらの立体の輪郭のどこかが組み合わされて表現されていたのだった。
DMの小さな空間の中にも、いろんなかたちの断面が閉じこめられていたことになる。
それらをさわり直すことでも、改めて作品を思い浮かべる手がかりになる。いつももらうようなDMではこういう経験はできない。

鑑賞を終えてから作者と話した。
この2年間は、粘土を使っているが、いろんな素材を試してきたとのこと。
ぼくとしては、もっともっといろんなエキセントリックな素材でさわるおもしろさを表現してほしいと思っている。


投稿: 光島 | 2008.03.15 10:11

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