« 11月30日 ビュー 鑑賞ツアー | トップページ | メルロポンティがおもしろい »

2008.11.25

高嶺格さんの展覧会

高嶺格さんの展覧会が、11月29日からせんだいメディアテークで行われます。
高嶺さんとは、サンディエゴでのアジアの作家を集めた展覧会でご一緒させていただきました。
そんな縁あって、展覧会のお手伝いをさせていただくことになったのです。
26日から、4日ほど仙台に滞在します。
今回の展覧会では、視覚障害者が展覧会のナビゲートをします。
その部分に関係あるところを、お手伝いするということなんです。
真っ暗な中でというわけではなく、普通の会場にインスタレーションされた作品を、
一緒にみていくということだと理解しています。
とにかく、高嶺さんの作品好きなので、楽しみです。


-------ここから案内--------

高嶺 格 大きな休息―明日のためのガーデニング 1095㎡
TADASU TAKAMINE BIG REST Gardening for the Future 1095㎡

■会期:2008年11月29日(土)−12月24日(水)
    10:00−19:00  *光のページェント点灯後の12月12日(金)からは21時まで延長

■会場:せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200

■入場料:一般800円、高大専生500円、中学生以下無料
     20名以上の団体は50円引き、豊齢手帳、身体障害者手帳などをお持ちの方は半額。

■主催:仙台市市民文化事業団 せんだいメディアテーク

■監修:吉岡 洋 (京都大学大学院教授 美学者)

高嶺 格 大きな休息―明日のためのガーデニング 1095㎡
「私」にはどうすることもできない、巨大なシステムに突き動かされている――これが、現代世界に生きる私たちの実感ではないでしょうか。システムは一面
では情報化・グローバル化した産業・消費のサイクルとして、また地球環境の保全といった人類的目標への画一化として、さらにはとどまることを知らない監
視化と規則の徹底として現れています。その息苦しさに倦み疲れた私たちには、癒し、趣味、レジャー、ゲーム、グルメといった娯楽が許されていますが、そ
れらもまたシステムによって供給される「小さな休息」にすぎないといえます。このような時代に、「アート」とは何でしょうか? アートだってしょせんシ
ステムの一部にすぎない、とシニカルにつぶやくことは簡単です。けれどもこのようなアキラメの気分こそ、「巨大な力の前では思考を停止せよ」というシス
テムの指令を、もっとも忠実に実行する態度にほかなりません。こうした困難な状況のなかで、あえて「私」という領域に踏みとどまり、素朴であることをお
それず、表現の力をあきらめないアーティストのひとり、それが高嶺格です。今回の展示では、これまでの自作を振り返る機会をもった作家が、1,095㎡
という大きな空間と向き合います。そしてこの空間の中に設置される高嶺の諸作品を「明日のためのガーデニング」としてとらえたい。アートを「大きな休
息」として、つまり私たちの心の庭を深く耕し、希望の種子を撒き育ててゆく営みとして提示したいと思います。

■作家略歴
高嶺 格(たかみね ただす)
美術作家。1968年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学工芸科漆工専攻卒。IAMAS卒。京都造形芸術大学客員教授。90年代初頭より、パフォーマンスや
インスタレーション、ビデオから工芸的手法まで、多彩なアプローチの作品を発表してきた。第50回ベネチアビエンナーレ、釜山ビエンナーレ2004、横
浜トリエンナーレ2005など国際展への出品多数。また美術作品の傍ら、イスラエルのバットシェバ・ダンスカンパニーや香港のダニエル・インなど、舞台
作品のコラボレーションも多く、近年は伊丹アイホールにて、自身の演出する舞台作品も手掛けている。93年から97年までダムタイプのパフォーマーとし
て3作品に参加。「性」の問題などにも触れながら、異なる背景や価値観を持つ他者への接触と困惑、更に相互理解を志向するプロセスを真摯に表現する。メ
ディアテークとの企画は2005年「景観-もとの島」展以来3年ぶりとなる。

■関連イベント
1.スタジオレクチャー「明日のためのガーデニング」
 11月29日(土)14:00-16:00 7階スタジオa
 高嶺 格× 吉岡 洋(京都大学大学院教授 美学者)
 7階スタジオにて行われるレクチャーシリーズの第5回目として、高嶺 格と本展監修者の吉岡 洋が対談します。
 高嶺のこれまでの作品を振り返りながら、現在の社会におけるアートの可能性について考えます。
 参加費:800円(飲み物つき、展覧会入場料含む)
 定員:50名
 申込締切日:11月21日(金)
 申込方法:電子メールまたはファックスに、住所・氏名・年齢・電話番号をご記入の上お申し込みください。

2.サウンドパフォーマンス 「ガーデニング入門」
 12月24日(水)19:00-20:00 6階ギャラリー
 サウンドアーティスト 梅田哲也による6階展示空間内でのコラボレーションライブです。
 参加:申し込み不要、展覧会の入場料が必要

3.ホワイエカフェ
 12月12日(金)-24日(水)6階ホワイエ
コーヒーと共に光のページェントを眼下に楽しめるカフェを開催します。

■お問い合わせ
 せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
 〒980-0821 宮城県仙台市春日町2-1 
 電話:022-713-4483
 FAX:022-713-4482
 Email: office@smt.city.sendai.jp

■せんだいメディアテークへのアクセス
地下鉄:仙台駅から泉中央行きで3分、勾当台公園下車。「公演2」出口から徒歩5分。
バス:仙台市営バス仙台駅前-29番(庄内銀行前)のりばから「定禅寺通経由交通局大学病院」行きで約10分、メディアテーク前下車。
徒歩:仙台駅より約20分。
タクシー:仙台駅西口タクシー乗り場から約7分。
自動車:東北自動車道仙台宮城ICから約10分。
航空機:仙台空港アクセス鉄道・仙台空港駅から仙台駅まで約25分。

|

« 11月30日 ビュー 鑑賞ツアー | トップページ | メルロポンティがおもしろい »

お知らせ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 高嶺格さんの展覧会:

« 11月30日 ビュー 鑑賞ツアー | トップページ | メルロポンティがおもしろい »