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2009.06.10

6月10日──展覧会初日

西ノ京の駅まで、たんぽぽの岡部さんが車で迎えに来てくれた。
12時45分、たんぽぽ到着。
カフェで、コーヒーをいただいて、ローソンで買ったあんパンでお昼を
済ませながら、NHK奈良放送局の人と取材の打ち合わせ。
間もなく、公開制作のアシスタントをお願いしている井尻さん登場。

1時30分から描き始める。
何に描いたかというと、高さ90センチ、45センチ四方の展示台のようなものだ。
展示台のようなというより、まさに展示台としてロート製薬で作っていただいた
のだが、必要なくなってしまい、今回の公開制作に使わせてもらうことに
なったのだ。

描くものを、昨夜の内に大凡考えていたので、1時間で1つ描けるだろうという
もくろみで5時ぐらいまでに2つを予定していた。
ところが、ちょっと細部にまで描き込みすぎて一つ目が終わったのは、3時半だった。

描いたのは、昨日、展示作業を終えてから、何人かで行ったお好み焼き屋さんでの
風景。というか、こういう構図を描きたかった。
ぼくが、大きく足を開いて座り(実際は、おとなしく遠慮がちに
座ってましたが……)、ビールジョッキを片手に、蛸ぶつを箸でつまもうと
しているところ。残りの2つの皿は、これから運ばれてくるお好み焼きを
待っています。

よく考えてみると、他のメンバーは、全部うら若き女性ばかりだった。
年のせいでずうずうしくなったのか、そういうことが気にならなくなっている。
もっと肩書のある人だと緊張するだろうが、気さくな人ばかりで、楽しい
一時を過ごした。それで、参加した女性4人をグラスの中に描いてしまった。
色は、声の印象で、話し方などをラインで表現したつもりだ。

二つ目は、絵を描き終わり、疲れ果ててベットに崩れ落ちているところだ。
これは早く描けた。4時半過ぎから始めて6時には終わっていた。
最後に少し絵が寂しいかなと思い、『確かなものと不確かなもの』に使った
残りの空色のカッティングシートをぐるっと巻いて完成。
これで少し印象が変わったと思う。

たんぽぽのスタッフ・利用者・ボランティアの人など入れ替わり立ち替わり見に
来てくれていたようだ。描きながら少し話した人もいるし、休憩時間にカフェで
話した人もいた。長時間見てくれた人もありがとうございました。

*最終日、7月4日・土曜には、ギャラリートークと公開制作を予定しています。
少し不便なところですが、ぜひお越しください。

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