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2012.12.16

アートリンクの記録(5)

■12月16日(日曜)、10時30分〜18時:

前回から、1カ月以上空いてしまった。
待ち遠しかったのはぼくの方かもしれない。
補修作業に思ったより時間が掛かるので、
今回からスタッフを1人お願いした(小澤さん)

10時半に高の原駅で待ち合わせて、駅前の百均でマテリアルを物色。
翔登くんのお気に入りの素材を発見してもらうのが目的。
やっぱり、丸いものでつるっとしたものが気になるようで、
鏡餅やマーブルチョコレートのブリスターパッケージに入ったのや、
薄いプラスチック素材のテニスボールのようなものを買った。
ぼくは、組み立て用のフラフープや耐震マット、
椅子の脚に貼る滑りシートなどを買った。

13時から制作開始。
パネルは、シナベニヤの厚さ4ミリに換えた。
理由は、いろんなサイズでもやれそうだという確信と、
つるっとしたプリント合板よりも、
ボンドでの接着に適しているのではと思ったからだ。

さて、「しょうぎ制作」のルールを作らなければならない。
パネルのサイズは、25cm×90cmという細長いものにした。
3分割して、中央の25cm×30cmの部分にラインテープで目印のラインを貼った。
この部分が中立地帯である。
長いパネルを横置きしてぼくが左側、翔登くんが右側に並んで座る。

まず、お互いの持ち駒(マテリアル)のかたちを決めた。
翔登くんは、丸いかたち。ぼくは、四角いものにした。
それぞれの持ち駒を手の届くところに配置。

121216_tvcreation

1枚目のテーマは、「はねる」
ぼくは、何か機械的なものでまるいものをはじくイメージにしたつもり。
翔登くんは、マーブルチョコレートや電池パック、
さらに鏡餅のブリスターを多用していた。

30分ほどでそれぞれの陣地にできあがったテーマを触って確認する。
そして中立地帯に踏み込んで、一手ずつマテリアルを置いていく。
どちらかが王手と発声したら、その次の人が一手だけ置いて終わる。

思ったよりスムーズに進んだので休憩後もう1枚。
今度は、座る位置を左右入れ替えたので、
マテリアルもそっくり交換したことになる。
テーマは、「まぁ、確かにそういうこともあるよね」

121216_syogiline

翔登くんは、フラフープの部品で大胆に攻めてくる。
ぼくは、CDや、スーパーボールで対抗しているが、常に押され気味だった。
中立地帯では、ぼくがロープを貼り付けると彼は、上に網をかぶせてきた。
なかなか挑戦的だ。
しかし、さすがの彼も、王手を宣言するのは遠慮していたので、
ぼくが2回とも王手を掛けた。

121216_creation


121216_touch

作品の最終段階を触って確認するのはなかなか難しいものである。
密度やバランスを判断しにくいときは、
見える人の意見を求めるときもあるのだが、
今回は、見えることにはあまりこだわらない作り方を心がけたので、
すべてを触って判断した。

*「しょうぎ制作」と言う呼び名と方法については、野村誠の作曲法
http://www20.brinkster.com/improarchive/nomura_cbn_jap.htm
にヒントを得た。

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