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2012.12.23

アートリンクの記録(6)

■12月23日(日曜)、10時30分〜18時

午前中にたんぽぽの取材を受ける。
いよいよ補修作業が逼迫してきたので、さらにサポートスタッフを募集して追加。

さらに、パネルのサイズを大きくした。
45cm×65cmを2枚作る。
対角線で二つに分割し、
中央に30cmの正方形の角を対角線に合わせて菱形状に配置。
今回からは、向かい合って座ることにした。
持ち駒は、好きなものをあらかじめ選んで手元に確保しておくことにした。

121223_laughing

テーマをそれぞれ考えてくることにしていたので、まず1枚目は、
翔登くん「よろこぶ」
光島「あっ、間違えた」

ぼくは、前日の「こどもてつがく美術館」での創作ワークショップの余韻が残っていて、
ブリスターパッケージの中にタイルを隠してみたりしているのは、その現われだ。
サッシの輪切りも多用してみる。
切り口が、手に不安を感じる素材で、翔登くんにも人気がなかったのだが、
ナカダイで購入したこのマテリアルは、使ってみると思ったよりおもしろさがあった。

翔登くんは、リベットを円形に並べた中に点字の「1」を配置したり、
丸いタイルを花のように置いたりしていた。
後で聞いたのだが、「全国点字競技会」で一位になって、とても喜んでいたのだった。

最近は、点字タイプライターの普及もあって
点字板で点筆を使って一点ずつ書くというのは苦手なこどもが多いと聞いていたので、
点字の読み書きが好きだというのは、希少価値があるかも知れない。
ひょっとして時代遅れ…(笑)。いやいや彼は、パソコンも携帯も使いこなしている。
新しい時代を切り開いてくれる視覚障害者だろう。

2枚目は、
翔登くん「希望」
光島「不安」

ぼくは、不安を表わすラインをロープで作り、サッシの輪切りを所々に配置。
翔登くんは、連続性を意識した組み合わせで、
一つの立体物を構成するように配置している。

121223_area

このとき、中立地帯で起こっていたのは、
お互いのやりたいことを予測しながら、わざとその予測を裏切ったりする攻防であった。
なかなか楽しくなってきたと彼も思っていたと思う。

121223_attack

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