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2013.07.11

「バリアをあそべ!」 光島貴之展の配布テキスト

これは、開場で配布されている墨字案内文のテキストです。

-------ここから文字情報--------

ごあいさつ

 『バリアをあそべ!』展は、目の見えないアーティスト・光島貴之が、京都造形芸術大学芸
術表現・アートプロデュース学科の運営するギャラリーARTZONEで、学生と共に作る展
覧会です。
 車いす生活者も含む学生チームと光島が1ヶ月以上かけて話し合い、常に「あなた(自分)
にとってバリアとは何か?」を考え続けました。
 そして、身体障碍のあるなしに関わらず、全員が普段「なくなったら良いのに」と思ってい
るバリアをあえて「あそんでみよう!」というコンセプトで、展覧会をつくりあげています。
つくりあげていく中で、光島や学生スタッフ各々が「自分にとってバリアとは何か?」を考え
続けた一つの形が、本展のDMです。それぞれ自らが「バリア」と感じるものを写真に撮り、
それをコラージュしました。そこで、お互いの「バリア」を見せあうと、驚きがあったり共感が
あったり笑えたりと普段とは違うバリアの見え方ができました。
一見して、それがバリアと分かりにくい、他の人が見るとバリアであると気付きにくいもので
あってもバリアは在るのだということ、さらに見る人に自分にとってのバリアを意識してほ
しいという思いが、このDMには込められています。
バリアは、誰にとっても、どこにでも、日常的に点在しているものであり、<線引きをして差
別化するものではないという思いから>、このDMのコラージュに境界はありません。
「バリアをあそべ!」という文字にも一工夫されており、気付かれた方は、どこにでもあるバリア
への気付きと同じように、ハッとするような発見ができるかもしれません。
「あなたにとってのバリアとは何ですか?」
それを意識することができたとき、はじめてバリアをあそぶことができるのかもしれませ
ん。あなたも、バリアを手の中で転がしてみませんか?

■作品タイトル:

(1)1000のバリアを通り抜ける
2013年
2000mm×1200mm×5000mm
ミクストメディア

(2)ブラックボックス
2013年
900mm×900mm×900mm
ミクストメディア

(3)白杖、車椅子、自転車の3人でまほろばへ
2013年

(4)不安な気分
2012年
900mm×900mm
木製パネル、ミクストメディア

(5)重い空気、あるいは違和感
2012年
900mm×900mm
木製パネル、ミクストメディア

(6)幸せなところに戻っていく
2012年
900mm×900mm
木製パネル、ミクストメディア

(7)今にも飛上がりそうなうきうきした気分
2012年
900mm×900mm
木製パネル、ミクストメディア

(8〜13)組曲〈指先への誘惑〉
2012年
木製パネル、ミクストメディア

(8)つるつるがすり減ったらざらざらに
600mm×460mm

(9)ざらざらがはじけてふわふわに
180mm×540mm

(10)ふわふわの中に埋もれている硬いもの
180mm×540mm

(11)緊張感の中でふわふわも隠れていた
440mm×440mm

(12)隠されていたものが、ちくちく現れて来る
440mm×440mm

(13)深い眠りに落ちていく
160mm×440mm

(14)触覚のグラデーション
2013年
1800mm×3600mm
木製パネル、ミクストメディア

(15)触覚のグラデーション(中身)
2013年
1800mm×3600mm
インクジェットプリント

(16)これは何のバリアでしょう?
2013年
カッティングシート

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