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2013.09.11

「光島貴之展 ー さわるためにだけ存在するものがあってもいい」

作品は、幅9cm、厚さ2cmでさまざまな長さの13本の木製の板を組み合わせて作りました。

それぞれの長さは、50cmから215cmです。

画面が細長いということは、さわっているときにさわり忘れがないということになります。

見える人には関係ないですね。でも、そのような触覚の特性を取りだして作品を構成するとどのようなことにな

るのかを試させていただきました。

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「光島貴之展 ー さわるためにだけ存在するものがあってもいい」

会期: 9月21日(土)〜10月19日(土)

開場時間: 月曜〜土曜 午前9時〜午後6時 日曜、祝日 午前9時〜午後5時

会期中無休

場所: 甲南大学(5号館1階) ギャルリー・パンセ 

   観覧料金 無料

〒858-8501 神戸市東灘区岡本8-9-1

■関連イベント

対談「触って感じるアレコレ」光島貴之×服部正(本学教員)

9月22日(日曜)午後2時〜午後4時 511教室(ギャラリー横)

協力 株式会社ナカダイ

お問合せ先 

078-435-2572(服部)

078-435-2675(文学部事務室)

■展覧会趣旨

甲南大学では毎年、国内外で活躍している作家による展覧会を行っています。今年は「光島貴之展―さわるため

にだけ存在するものがあってもいい」を開催いたします。京都出身の光島貴之(みつしま・たかゆき 1954〜 )さ

んは、体験型の作品や触覚に関するワークショップなどで活躍中です。今回は、4点の旧作とともに、ギャラリ

ーの空間にあわせた新作のインスタレーションを展示します。実際に触ることのできる作品を通して、触覚文化

について考えていただきたいと思います。

<制作に寄せて>

 全盲であるぼくが作品を発表するようになってかれこれ20年近くになる。最近ある男性に「さわるためにだけ

存在するものって何だろう?」と質問すると、「そりゃあ、アレに決まってるやろう」といういやらしそうな声

が聞こえて来た。

 これを一人の男性の他愛ない発言として見過ごすことはできない。そのような言い回しによって視覚障害者の

「さわる」という観察や認識、感受性がどれほどおとしめられてきたか。ぼくは、そのような一般的な価値観に

よって何度も何度も繰り返し行き詰まりを経験してきた。今回の作品は、そのようなもはやぼくの中にまで染み

込んできている「さわる=いやらしい」という美意識を、根底から覆したいと思いながら制作を始めた。

点字は、さわるためにだけ意味を持っていると言っても過言ではないだろう。そのような価値観を持った作品を

提示したいと思っている。

光島貴之

* ちらしのイメージは、以下からご覧ください。

http://kihs-konan-univ.org/blog/397


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