カテゴリー「本」の5件の記事

2016年9月23日 (金曜日)

『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』

たんぽぽの家編『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社)の中で吉岡さんとの対談記事を載せてもらいました。
2010年から現在までの展覧会を振りかえるような内容になっています。従来のラインテープとカッティングシートでの制作ではなく、新しい試みを作品にしてきた5年間なのですが……。
ぜひご一読ください。

アマゾンのサイト
http://www.amazon.co.jp/dp/4761526300

学芸出版社のサイト
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2630-6.htm

ちなみにこんな人が登場しています。ほとんど顔見知りだったりして!!

森下静香・光島貴之・吉岡洋・森田かずよ・大谷燠・ウルシマトモコ・中津川浩章
中島香織・木ノ戸昌幸・新澤克憲・山下完和・鈴木励滋・栗原彬・佐久間新
大澤寅雄・五島智子・富田大介・沼田里衣・永山智行・田野智子・中川真
久保田翠・新川修平・ほんまなおき・林建太・川上文雄・岡部太郎・井尻貴子
樋口龍二・柴崎由美子・若林朋子・播磨靖夫 著

藤田康平(Barber)
四六判・304頁・定価 本体2400円+税
ISBN978-4-7615-2630-6

■■内容紹介■■
障害のある当事者、福祉施設スタッフ、アーティスト、プロデューサー、音楽家、ダンサー、演出家らが実践する「アート×福祉×コミュニティ×仕事」25の現場。アーティストの原動力、スタッフによる創作のサポート、表現の魅力を発信する仕掛け、新しいアートの鑑賞法、創造的で多様な仕事づくりなど多彩に紹介。

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2009年3月22日 (日曜日)

「社会福祉セミナー」に紹介されました

『NHK社会福祉セミナー』2009年4月〜7月号に先日出演したラジオ第2放送の「ともに生きる?この人に聞く・光島貴之さん・言葉で紡ぐアート」の内容が、紹介されています。
大きな本屋さんなら店頭に並んでいるらしいです。
本全体の中身はどんなものなのか知らないのですが、128ページからです。
誰か立ち読みでもしたら、感想などお聞かせください。

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2008年7月30日 (水曜日)

『治療塔』

ウナギも食べました。モモも食べました。
食べてるだけでは、暑い夏を乗り越えられそうにないので、知的好奇心も満足させないといけないと思い、本を読むことに。

最近、視覚障害者の間で注目されているのは、ビブリオネットだろう。
録音図書のデジタル化が進んだことで、それらのデータがネットで配信されるようになったのだ。
インターネットに繋がったパソコンとビブリオネットの会員登録(9000円)ができていれば、いつでも録音図書を検索して聴くことができる。
しかも、新しく発売される「らくらくホンV」には、このビブリオネットを聴けるアプリも搭載されるとか。いつでも、どこでも携帯を持ち歩いて読書ができるわけだ。
スタートして5年ぐらいになると思うが、タイトル数も10000を越えて、かなり実用的になってきた。

そんなビブリオネットで、昨夜、新着図書を調べていたら、
大江健三郎の『治療塔』というのがピンときた。
大江は、久しぶりだ。しかもSFタッチで書かれたものは始めて読む。
いつもの早聴きで、一気に4時間ぐらいで読み終えた。

1990年に出版されたものが、最近文庫になっているらしい。
少しあらすじを紹介すると、

> 度重なる原発の放射能汚染などで汚れきった地球から
> 「新しい地球」(新しい惑星)へ「選ばれた者」が飛び立った
> 「選ばれた者」たちは「新しい地球」で「治療塔」と呼ばれる不思議な建造物に遭遇する。

> この「治療塔」は、誰がいつ作ったのかまったくわからない。
> しかし、この「治療塔」の中で過ごすと
> 人体に蓄積した疲れは取れ、それどころか若返る効果があるのだ。なんと死人さえ生き返ったという。
> 「新しい地球」の過酷な自然条件で痛めつけられた人々の身体は
> この「治療塔」で再生されることになる。

> 一方、地球の残留者たちは、再建運動として生産のシステムを根本から組み換える。
> あらゆる産業を分割・単純化した大量生産から「器用仕事[プリコラージュ]」へと
> システムを再編する。
> 残留者たちが、生活レベルを計画的に退行させて持ちこたえているところに、
> 10年後、飛び立った「選ばれた者」たちが古い地球に舞い戻ってきた。

> 「新しい地球」の環境は、予想以上に厳しかったのだ。
> そこで、「治療塔」で再生した新しい肉体をもって
> 古い地球に戻り、「残留者」を支配し、古い地球を建て直そうという決断がなされたのだ。

> かくして、肉体改造を成し遂げた新しい人類と残留した古い人類の間でのせめぎ合いが起こり物語はクライマックスに。……。

20年後、この物語を読んで、今のところまだ人類は新しい地球を捜してすぐに飛び立つことはないけれども、
遺伝子組み替えが現実の物になっている今、選ばれた者だけが長生きできたり、肉体改造を成し遂げることもできる日も近いような気がする。
大江の描くような新しいシステムを選ぶか、今の生活水準を落とした古いシステムを
選ぶかというようなハッキリした図式は目の前に現れないけど、
──このハッキリ現れないようにされているところが日本のあいまいさだと思うが──
癌治療や、臓器移植に直面したときには、我々も日々そういう選択をして生きているのではという実感を持つはずだ。

大江さん、この小説でも息子たちを登場させている。
光さんは、おじいさんの音楽家として。
もう何度も、障害を持つ我が子を登場させるやり方にワンパターンなものを感じて、
うんざりしていた時期もあるが、今回は、ここまで繰り返されるとほほえましく感じた。

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2006年4月15日 (土曜日)

武久 源造

金曜日の午前NHKラジオ第1放送に武久源造が出ていた。 http://www.avanti.gr.jp/players/takehisa.html 全盲の鍵盤奏者だ。

視覚障害者の音楽家は日本でもたくさんいるし、クラシックの方面でも多数活躍されている。 でもなぜか武久源造は、ちょっと異質な感じがする。 目指しているところが他のアーティストとは少し違うのだろう。 そんなにもてはやされることもなく、しかし、地道に音楽活動を続けているようだ。 古楽器という分野だからなのかもしれない。

ぼくも3枚ほどCDを持っている。 改めて調べてみると、定期的に録音を積み重ねてCDもたくさん発売されていた。 ぼくの好きなバッハ「ゴールドベルク変奏曲」も録音している。早速購入するつもりだ。 ずっと音楽活動を継続されていたのを知らなかったのは、ぼくのリサーチ不足だったんだ。 ぼくより少し若い世代が、こういう雰囲気で活躍しているのは心強いなあ。

いま、〈新しい人は新しい音楽をする〉というエッセイを読み始めている。 ARC出版企画 http://www.arcpublishing.co.jp/news.html

点訳広場にデータがアップされていたので、すぐにパソコンで聴き始めることができた。 一度、生演奏を聴いてみたいなあ。できればフランス料理付きで。

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2006年3月10日 (金曜日)

『渡辺荘』を読んで

もう、10年も前に書いた文章を捜し出しました。
「光→徳通信第3信」として発表していた友人との往復書簡の一部ですが、今回のテレビ
「指先で紡ぐ愛」の放映がきっかけとなり、もう少しわかりやすいものにしたいと思い、
訂正、加筆しました。10年前のぼくだということを追記しておきます。

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